コンバージョンを定める

会社のホームページは、立ち上げただけで終わりではありません。ホームページは長期的に続けていくものですので、運営方針をきちんと定めておくことが大切です。まず、そのホームページにおける「コンバージョンは何か」ということを明確にしておきましょう。コンバージョンとは、「ホームページにおける目標に対して、ユーザーが求めるアクションを起こしている状態」を指します。例えばホームページに自社製品の購入ボタンを置いておいて、ユーザーがそのホームページから商品購入をしてくれた場合です。これは「ユーザーに購入をしてもらいたい」という目標に対して、実際に購入というアクションを起こしてもらったことで、「ホームページにおけるコンバージョンを1つ達成した」と言える状態になるのです。このコンバージョンがどれだけ稼げるのかで、ホームページがどれだけ目標達成できるのかという客観的な数字になります。この数字をきちんと出しておかないと、だらだらとホームページを運営している状態になってしまいます。コンバージョンは会社ごとに定めることができ、商品購入を目標にしなければいけないということはありません。例えば「お客様にお問い合わせをしてもらうために、お問い合わせフォームを設置する」「お客様に自社サービスを伝えるために、資料請求の電話番号を記載する」というのも、ひとつのコンバージョンになります。最終的には自社のサービスや商品を購入してもらいたいと思う気持ちは当然ですが、ホームページを使って間接的な売上につなげることは可能です。コンバージョンがしっかり定まることで、逆に「利用してもらうためにどんなホームページを作ればいいのか」という逆算をすることもできます。

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