スパム

スパムブログいわゆるスプログというものが増えてきています。この問題についてここで解説しましょう。

ほかのサイトからの転載

アフイリエイターの問で流行っていたのは、Wikipediaからの転載(引用ではない)でした。もちろん著作権の問題もあり、容認すべきことではありません。最近では減少傾向にあります。

自動記事作成段稿ツール

急激に増えたのが、複数のほかのブログのRSSフィードから文章を検索し、適当に混ぜ合わせ、ひとつの記事として投稿するツールです。記事を無断で=使われた人にとっては、非常に不愉快で、腹立たしい状況にあると思います。無料ブログサービスでこの手のツールを使った記事投稿は、ID削除の対象となっているブログサービスが多いです。使用するリスクも大きいこと、そしてブログ全体の健全性を欠く行為であることを理解しておくことが重要です。

ping送信、トラックパック

ping 送信はブログポータルやブログ検索サービスに更新情報を送ることですが、先の自動記事作成投稿ツールの出現により、ブログ検索がスプログで溢れ帰っている状態になっています。徐々にこれらの対策も行われていくことになると思いますが、ブログサービス会社側も無駄なトラフイック資源を無味乾燥な機械的な投稿で埋められたくはないと思いますので、ブログサービスの提供会社には対策をお願いしたいところです。トラックパックスパムもブログサービス側の対策でかなり減ったものの、MovableTypeを利用したプログの運用者は無頓着になっている場合もあるのでペトラックパックスパム、コメントスパムの対策は、IPアドレスのチェック、禁止キーワードの設定、ID登録制などで行うのが望ましいです。

RSSフィードをマッシユアッフしただけのリンク集ブログ

自動記事作成投稿ツールに対して、RSSフィードから引っ張った情報をリンク付きで紹介するツールも存在します。投稿者本人の記事としてのオリジナリテイはないもののマッシュアップ的な記事投稿となるので、著作権に関する違法性については微妙です。ただし、RSSフィードのみの記事というものは引用した記事の組み合わせだけですし、ツールによる自動的な投稿になると無料ブログサービスによっては、ID削除の対象となるので、安易に利用しないほうが得策でしょう。

販売ASPが提供するAPI、YouTube、などのマッシユアップのみのザイトやブログの量産

先のRSSフィードのマッシュアップツールを進化させて、アフイリエイトで使えるAPIサービスを使ってマッシユアップし、アフイリエイトサイトを作成するツールがアフイリエイターの間で人気を博しています。通常は便利サイトとして使われることの多いマッシュアップサイトですが、ユーザーからしてみれば、簡単にマッシュアップできるツールを手にすると、一気に数千ページもあるようなサイトを作りたくなるようです。しかし、一気にページを作成しても検索エンジンがクロールできるページ数には限界があるので、無料ブログの予約自動投稿の機能をつけるならば、1日に1記事ずつアップすることも選択肢のひとつです。