それでは、再度話を戻します。
実は、XHTML文書の場合、ドキュメント宣言の前に”原則”[XML宣言]というものを記載しなければならないルールとなっています。
ただし、これはあくまで”原則”です。逆に言うと、例外があるのです。そのあたりも含めて解説します。
先ほどご紹介した、XHTML1.0 Transitional DTDの仕様に基づいたドキュメント宣言にXML宣言を付けたものが、以下のコードになります。
しかし、この一文がすごくやっかいなのです3この一文があるために、InternetExplorer (インターネットエクスプローラー)6のブラウザで、レイアウトがくずれる原因になることがあるのです。そのため、あえてXML宣言を省略することもあります。
ただし、その場合は文字コードに必ずUTF-8を使用することが必要になります。
このUTF-8の文字コードのみを使用する限り、XML宣言の省略が司能です。詳しくは、次のサイトを参考にしてください。