サイトの専門化作戦

サイト作成の鉄則のひとつに1サイトに1テーマ、1ページに1商品というものがあります。

これに対して、楽天市場やYahoo!ショッピングは、総合百貨店のようになっています。また、両サイトの各商品(カテゴリ)のページは、検索結果の順位も高い傾向にあります。それは、ひとつのドメインあたりのサイトのボリューム(ページ数)が膨大であり、かつページの内容のオリジナリティが高いため、Yahoo!検索やGoogleからの(ドメインとしての)評価が非常に高くなっています。つまり、個々のページや商品の分野別のページの評価がひとつの専門サイト並みに価値が高いのです。

サイトの専門化作戦

しかし、l個人やl中小企業が作成できるサイトのボリュームというものは限りがありますので、このような総合ショッピングサイトに対抗するには限界があります。ですから、ひとつのドメインやサブドメインでひとつの専門分野や商品/サービスに集中して運営することにより、検索エンジンから専門分野名や商品/サービス名に対しての評価を高めることで大手サイトに対抗するわけです。ひとつのサイトを専門化することにより、需要=キーワードの月間検索回数は少なくなりますが、競合サイトが少なくなり検索上位表示の可能性が上がります。

サイト/フログ群を構築するイメージをつかむ

ブログを活用しようとしている方の大半が、いきなり大きいテーマのブログを作り、集客を難しくしています。また、ブログは簡単に記事を更新しページ数を増やすことができるのですが、その更新のしやすさが災いしてブログのテーマをしっかり絞らないまま運営を開始してしまう例もかなり見かけます。ブログを使ったアフィリエイトの場合でも同様のことが言えます。ブログの使い方を認知し、成功しているアフィリエイターは、まず商品名をブログタイトルにしたブログを作成し、関連する分野のブログ同士をリンクさせたり、作成した商品ブログの紹介用のブログを作成したりしています。その結果、上の図にあるように、商品ブログの上層にあたるサイトやブログに対する検索エンジンからの評価を高めているのです。